有馬記念
グレード | GⅠ |
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開催場所 | 中山 |
性齢 | 3歳以上 |
コース | 芝2,500m |
有馬記念概要
日本馬主協会連合会会長賞、中山馬主協会賞
特徴的なのは出走馬をファン投票により選ぶところ。別称中山グランプリ、優勝馬はグランプリホースと呼ばれることがある。一年の最後の開催されるG1レースで、出走条件も広く、豪華なメンバーが揃うためドリームレースとも言われる。
一年の最後、シーズンの最後という性格から有力馬の引退レースとして選ばれることも多い。
有馬記念を最後に引退した馬の一部
- オグリキャップ
- テイエムオペラオー
- シンボリクリスエス
- ディープインパクト
- ダイワスカーレット
- ブエナビスタ
- メイショウドトウ
などなど、競馬に詳しくなくとも名前は聞いたことのあるような名馬が多い。その中でも、オグリキャップやディープインパクトなど有終の美を飾る馬も少なくはない。
歴史・変遷・概要も御覧ください。
コース・傾向
中山競馬場の芝2500mで外回りコースの第3コーナーから発走。このコースは最初の第4コーナーまでが192mと短く、第4コーナーのカーブも曲率半径が小さいため出走可能頭数は他のGIと比較して2頭少ない16頭で行われる。それでも本競走は外枠が不利なコース形態であり、1984年のグレード制施行後に15頭以上で行われたこのレースにおいて8枠スタートで2着以内に入ったのは1989年に15番枠から勝利したイナリワンただ1頭で、16番枠スタートからの優勝馬・2着馬はまだいない。
また中山競馬場は最後の直線が310mと短いため、東京競馬場のような広く直線の長いコースとは異なり、後半の追い上げを得意としている馬は、内を通って前が詰まるリスクか、コーナーを大きく回って距離をロスするリスクかを背負わねばならず、天皇賞・秋やジャパンカップで好走した馬の中には、疲労も相まって本来の力を出し切れないレースになることもある。