歴史・変遷・概要
概要
1955年当時の中央競馬会理事長であった有馬頼寧(ありまよりやす)が中山競馬場で大レースの開催をすることを計画。ファンが親近感を持てるように「ファン投票」による出走馬の選出するオールスターレース方式により第一回中山グランプリとして1956年に中山競馬場芝内回り2,600mで設立された。
野球のオールスター同様にファン投票で出走馬を選抜するというのは世界的にも類を見ない画期的な方法だった。
第一回を盛況のうちに終え間もない1957年初頭に提唱者の有馬が急逝。有馬の数々の功績を称え、第二回以降を有馬記念(グランプリ)と名称が変更された。
施行距離等変更歴
- 1956: 芝内2,600m・3歳以上
- 1960: 芝外2,600mに変更
- 1966: 芝内2,500mに変更
- 1984: グレード制施行によりG1に格付け
- 2007: 国際競争となり外国馬が6頭まで出走可能に