ファルコンステークス
グレード | GⅢ |
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開催場所 | 中京 |
性齢 | 3歳 |
コース | 芝1m |
ファルコンステークス概要
ファルコンステークスは以前は芝1200Mで行われていましたが、中京競馬場の改修工事終了に伴い芝1400Mで行われるようになりました。 1200Mで行われていた時はスピード自慢の短距離血統の馬が幅を利かせていましたが、1400Mになってからはスピードだけでは通用しづらくなりました。 ある程度のスタミナも要求されます。 これは以前平坦だった中京競馬場の直線に坂が設けられた事から、最後の最後でスピード任せの馬は失速する傾向に起因します。
1400Mに距離が伸びた事と、直線に坂が出来た事でこのレースから【NHKマイルカップ】に直行する馬も多くなっています。 トライアルレースではない為優先出走権はありません。 しかし、重賞競走の為2着までに入れば本賞金が加算されます。 1着賞金は3700万円ですから1850万円が本賞金として加算されます。 2着の賞金は1500万円ですから、750万円が加算されます。 重賞競走のメリットは強敵が揃いますが2着までなら本賞金が加算される事。 そしてオープン競争の場合は1着馬しか本賞金が加算されない為、重賞にチャレンジして来るボーダーライン上の馬はたくさんいます。 やはり重賞アドバンテージは後々の戦いを考えると非常に有利です。
歴史・変遷
- 1972
- 中京競馬場の芝1,800mの3歳(当時4歳)混合特別競走「4歳ステークス」として施行
- 1973
- 施行距離を2,000mへ
- 1980
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- 名称を「中京4歳特別」に変更
- 施行距離を1,400mへ変更
- 1984
- 施行距離を1,800mへ戻す
- 1985
- 名称を「中日スポーツ杯4歳ステークス」に変更
- 1986
- 名称を「中日スポーツ賞」へ変更
- 1987
- G3格付けに伴い名称も改め「中日スポーツ賞4歳ステークス」として新設
- 1996
- 施行距離を1,200mへ変更
- 2001
- 名称をファルコンステークスへ変更
- 2007
- G3からJpnⅢへと変更
- 2009
- 国際競争指定されG3に戻る
- 2012
- 施行距離を1,400mに変更