阪神大賞典

グレード GⅡ
開催場所 阪神
性齢 4歳以上
コース 芝3,000m

阪神大賞典概要

阪神大賞典は【天皇賞・春】の最重要ステップレースです。 3000Mで行われ本番の【天皇賞・春】と距離が1ハロンしか違わない為、有力馬の陣営は阪神大賞典をステップレースに選択する事が多いです。

阪神大賞典はフルゲートになる事がまず無く小頭で行われる事が大半です。 また阪神大賞典数々名シーンを演じてきたレースです。 1995年【マヤノトップガン】と【ナリタブライアン】の直線に入ってからの激しいたたき合いはゴールまで続きました。 【マヤノトップガン】の田原騎手と【ナリタブライアン】の武騎手の激しいたたき合いは今でも阪神大賞典を語る上では欠かせない話です。 このレースを制したのは【ナリタブライアン】でした。 着差は僅かハナ差です。

阪神大賞典の傾向として1頭抜けた存在の馬がいて単勝オッズも1倍代の断然人気。 そしてそれに続く馬たちがいる構図が、阪神大賞典では非常に多く見られるパターンです。

また、レースは阪神競馬場芝3000Mで行われます。 枠の有利・不利はありません。 超スローペースになる事が多く仕掛け所が非常に難しいレースです。 1着賞金は6000万円本賞金加算3000万円2着賞金2400万円本賞金加算は1200万円です。 GⅡのなかでは賞金が高く【スーパーGⅡ】の部類に入ります。

歴史・変遷

  • 1953: 創設
  • 1957: 芝2,200mに変更
  • 1965: 芝3,100mに変更
  • 1974: 芝3,000mに変更
  • 1984: GⅡに格付け
  • 2014: 優勝馬に天皇賞(春)への優先出走権付与

オルフェーヴル逸走事件

2012年の第60回阪神大賞典での出来事。2周め3コーナーを曲がらず外ラチギリギリまで直進し、その後故障を思わせる素振りで一度停止したのちに猛追し惜しくも半馬身差での2着となったものの、大幅なロスを物ともしない僅差の2着に全ての競馬ファンは大いにどよめいたことと思う。

Youtubeなどでも見ることが出来るので一見の価値有りです。

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